ライブラリとは、特定の機能やデバイスを簡単に使えるようにプログラミングされたコードの集合です。たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)を制御するライブラリや、センサーデータを読み取るライブラリ、Wi-FiやBluetoothを使うためのライブラリなどがあります。
Arduino IDEには多くの基本的なライブラリが最初から含まれています。さらに、Web上から追加のライブラリをダウンロードしてインストールすることも可能です。
ライブラリを使うには、スケッチ(Arduinoのプログラム)の先頭に#include
ディレクティブを使って、そのライブラリをインクルード(取り込む)必要があります。
#include <LiquidCrystal.h> // LiquidCrystalライブラリをインクルード
// 以降のコードでLiquidCrystalの機能が使えるようになる
このようにしてライブラリをプロジェクトに追加すると、そのライブラリが提供する関数や変数を自由に使うことができます。
Arduino言語でconst
(constant、定数)とは、値が変更できない変数を作成するためのキーワードです。つまり、一度const
で定義された変数は、プログラムが実行される間、その値が変更されることはありません。